耕作放棄地再生プロジェクトとは?
耕作放棄地とは人口減少や後継者不足によって農地が放置された状態になっている状態の土地です。
このことは有効な土地が有ながら活用するどころか、様々な災害を引き起こす等の原因となります。
10年ほど畑を放置しているとこんな感じに
この写真の畑で弊社が保有する1.8反(約540坪)の畑が奥に潜んでおります。
耕作放棄地に後継者問題などは山間地の抱える代表的な問題です。
その問題は、例にもれず南山城村でも起こっています。
耕作放棄地再生プロジェクトとは、私たち、合同会社むら村と京都府と村そして京都府コミュコンビニ公共員と株式会社南山城(敬称略)と協力し地域の課題解決にむけて「テクノロジー×農業」というテーマにそってこの耕作放棄地再生し有効活用するビジネスモデルを構築する南山城村の活動です。
まずは自社が保有する耕作放棄地を再生し、その土地を有効活用していくことで村のモデルケースとします。


京檸檬プロジェクト協議会との連携
京檸檬プロジェクト協議会は京都府下の農家や事業者で農業課題の解決をミッションとした檸檬栽培のプロジェクトです。
中心となる企業は日本果汁(株)、宝酒造、伊藤園、道の駅 お茶の京都みなみやましろ村
参画農家さま多数。
私達はITの分野から農業IOTデバイスを開発し遠隔指導や、クオリティcontrolが可能なテクノロジーの開発、各参画農家さまの業務の効率化向上のお手伝いをさせて頂いております。
担い手が変わっても持続可能なモデルを構築すること
山間地域の後継者不足が叫ばれる中、農業は就農したいという希望者は比較的多い市場だと考えています。
ではなぜ今だに日本各地で担い手不足が問題になっているのか?
それはやはり「時間とお金」です。
例えば、農業を始めるとなると高額な農業機械も購入しなければならないし、ノウハウや新たな農地を得るために弟子入りなども必要になってきます。
「各々が自立してしっかりと「稼ぐ」仕組みがまたその周りの人を幸せにし、コミュニティ全体が幸せになる」
私たちは、もっと農業の間口を広げ新規参入しやすくなる農業の形を「テクノロジー×農業」で提案していきます。


地域にはイニシアティブの取れる特徴・特色が必ずある
地域には、必ずオンリーワンになれる特徴・特色があります。
皆様の地域はどうですか?
それは景観であったり立地であったり特産品であったり様々な物が考えられると思います。
私たちがそういったことを深堀するときに最も大切にしていること
それは「その物事は突き抜けているか?」ということです。
なぜなら、インターネットの普及により誰しもが簡単に情報を手に入れられるようになった今、消費者に求められることは「ユニークであること」だからです。
伝統などはもちろん大切なものであることは言うまでもないですが、古き良き伝統と新しいものとをかけ合わせたときに真のオンリーワンが生まれます。
私たちは自分たちの地域をオンリーワンにするために走り続けます。皆様も私たちと一緒にオンリーワンを探す旅に出かけましょう!
誰しも皆、助けられて生きているという事を大切に
山間地などの田舎で最も実感できることそれは人間は一人では生きていけないということです。
私たちはテクノロジーの力を信じてはいますが決してそれだけですべてが解決するわけではないと考えています。なぜならテクノロジーを使うのは人間だからです。
「人と人の繋がりを大事にし全ての物事に対し常に感謝の心を忘れないこと」
今では耕作放棄地となってしまっている畑たちも先達の皆様から脈々と受け継がれてきたバトンです。
私たちはこのバトンを無駄にすることなく私たちの次の時代にバトンを渡していく必要があると考えています。
再生を通して農業の楽しさ田舎暮らしの楽しさもちろんつらいことも沢山感じていただけると思います。
そんな状況をすべて楽しんでいくために志を同じくした仲間が必要です。
私たちと次の世代にバトンを渡す担い手になりませんか?
つまるところ社会貢献やソーシャルビジネスはまず自分が幸せになる事、そしてそこからその輪をつなげていくこと
人は一人では生きてはいけないのですから、きれい事抜きに幸せを獲得しに行くことこのことが全体の幸せの第一歩と考えます。
私達は村役場の村づくり推進課むらぷらにご協力頂きながら、このことを進めています。